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新城市の地質百選紹介 (27)鮎滝

27、鮎滝(あゆたき)
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▲鮎滝とそこで行われる笠網漁

新城市出沢(すざわ)にある高さ4m、幅2mの人工の滝です。
この滝をアユが飛躍し遡上する様子からこの名がつきました。
この滝では飛躍するアユを竿の先に付いた網ですくう伝統的な漁「笠網漁」が行われています。

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▲遡上するアユ

元は新城トーナル岩の平坦な岩盤でしたが材木流しの障害になるということから、1643年この地を治めていた瀧川一貞によって掘削され現在の滝の姿となりました。
すると材木流しも容易になったほか、アユの遡上も増加したといわれています。
1646(正保3)年、領主よりこの滝の支配権を与えられた一貞は、出沢の住民にここでの漁業を許可し生計の助けとさせたことが、今でも出沢地区の鮎漁の権利であるとされています。

【西】


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by houraitomo | 2018-07-24 16:13 | 博物館より | Comments(0)
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