新城市の地質百選紹介 (25)雨生山
2018年 07月 12日
▲雨生山
新城市南部の県境にある山で、標高は313mあります。
山は主にハンレイ岩や蛇紋岩といった下部地殻~上部マントル由来の地下深部を起源とする岩石が見られます。
雨生山では、結晶に割れ目が発達し不規則にはがれる特徴を持つ異剥石を見ることができます。
割れ目が金属光沢のようにきらきらと輝いてとてもきれいです。
雨生山の異剥石は特に結晶が大きいことで知られていて、1958(昭和33)年に市の天然記念物に指定されています。
【西】